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Update 2010-10-20
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- SPFとPAって? -
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紫外線 赤外線 UV PA SPF 白内障 偏光 液晶
 ママなら化粧品で良く見かけるSPFとPAですが、(多分)細かなところは知らないと思います。
 もしかしたら、知っているつもり、かもしれません。
 
 
 太陽からは色々な(光は電磁波です)が放射されています。
 その多くは、地磁気や大気などによって地表には届きません。
 届いていなかったのですから、体にはそれに対する防御システムが備わるはずもなく、非常に有害なものとなっています。
 
 人間の目には視細胞があり、それによって物を見、色を感じることができます。
 実は、視細胞は哺乳類のご先祖様で一度退化(夜行性では不要)し、後から再度持ったものなのです。
 そのため、哺乳類の多くでは視細胞が不備であるものも多く、つまりは色の判別ができません。
 光の三原色赤・緑・青(つまりRGB)は人間の視細胞の種類がそうだということで、他の動物が同じというのではないのです。
 牛は赤い色に反応するなどと言いますが、赤は判別できないそうです。
 また、退化しなかった種の視細胞は4種類であるものが多く、紫外線領域も目に見えることが多いようです。
 
 その紫外線とは何でしょうか。
 人間(と一部の哺乳類)が見える波長を可視光線と言います。
 虹の色が可視光線です。
 目に見える光、ですね。
 
 波長長い方が赤で、短い方が紫になります。
 その赤の外にも電磁波があり、紫の外側にも同様にあります。
 なので、赤外線紫外線となる分けです。
 
 遠赤外線というのは、赤外線より外側で、つまり赤から遠い部分ということを表しています。
 
 
 紫外線は英語で、Ultraviolet(ウルトラヴァイオレット)で、その頭文字から、UVと言います。
 「ああ、そうか、じゃ赤外線はウルトラ・レッドで、だからウルトラマンがCMしているのか」(ウルトラマンと決定するまでレッドマンというタイトルでした)
 違います。
 赤外線Infrared(インフラレッド)で、Irと略します。
 Irというのをどこかで聞いた覚えはありませんか?
 携帯のIrDAが赤外線通信のことでした。
 
 Ultraは範囲を超えるという意味で、Infraの方はそれ以下という意味です。
 
 その紫外線も赤外線のように波長の違いがあります。
 当然、可視光線から離れるほど悪さをしてくれます。
 
 可視光線に近い方から・・・UV-AUV-BUV-Cと呼んでいます。
 UV-A日焼け・シワなどの原因に、UV-B日焼け・シワ・シミなどや皮膚がんの原因になり、UV-Cはもっと凶悪なのですが、幸い地表へはほとんど届きません。
 
 UV-Aから皮膚を守る度合いをProtection Grade of UVA、つまりPAで表します。
 UV-Bを防ぐ能力を表す数値がSun Protection Factorで、頭文字からSPF値となります。
 PAにも
UVA Protection Factor(PFA)がありますが、通常はPAで表示されています。
 
 まずは、PAから。
 PA+ : PFA2以上4未満(UV-A防御効果がある)
 PA++ : PFA4以上
8未満(UV-A防御効果がかなりある)
 PA+++PFA8以上(UV-A防御効果が非常にある)
 肌が日焼けで黒くなる(長期的にはシワの原因)のを防ぐ強さと考えていいでしょう。
 
 SPFは、日焼けで肌が赤くなるのを防ぐ強さを示します。
 SPF1は何も付けていない状態です。
 夏の浜辺など紫外線の強い場所で、日焼けにより肌が赤くなるまでの時間を計ります。
 5分の人もいれば、1時間の人もいるかもしれません。
 日本人の平均では、およそ20分だと言われています。
 
 その時間を何倍に延ばせるかが、SPF値なのです。
 
 つまり、20分だとして、SPF3なら60分、SPF30なら10時間かかって赤くなるということになります。
 日本ではSPF50を上限としていますが、SPF30以上では違いがないという話もあります。
 逆に、1日ならSPF30でも十分だということが判るでしょう。
 
 SPF値が上がると塗ったときの白さが増していき、肌への影響も強く
なってしまします。
 あるいは紫外線を吸収させないため、いくぶん紫に(特にカメラを通すと)見えたりもします。
 PAやSPFは1平方cmあたり2mgを塗布した場合の値ですので、白いからと薄く延ばしたのでは意味がありません。
 必要な時間から逆算し、なるべく値の低いものにした方が白くならず、肌への刺激も少なくて済みます。
 写真を撮る場合などは特に注意しないと、妙な色に写ったり・・・
 
 
 さて、お気づきになったと思いますが、赤くなるまでの時間は個人差があるのですから、赤ちゃんは20分より早く赤くなるかもしれません。
 赤くなるまでの時間を試しに計ることもできませんし。
 また、値の大きなものは肌に悪いのですから、薄くて敏感な赤ちゃんの肌に高いSPF値のものを使うのが良いはずがありません。
 赤ちゃん・子供用のものが低いSPF値なのは当たり前ということです。
 また、汗もかきますから、低いSPF値のものをこまめに塗る方が良いとされています。
 
 
 それ以上に気をつけるべき点は、でしょう。
 目も日焼けし、将来の白内障に繋がる可能性があります。
 そうでなくても、赤ちゃんは外に出ると眩しそうにします。
 瞳孔反射が未熟なのでしょう。
 必要以上に光を受けてしまいますから注意が必要です。
 
 目に光が入ると肌を守るスイッチが入り、肌を黒くするとも言われています。
 肌だけを隠してもダメだというのです。
 女性で腕を日焼けから守ろうとしている人を見かけますが、サングラスをしないといけないようです。
 サングラスには紫外線カット率が書いてあると思いますが、単に暗くするだけのものでは瞳孔が開き、返って紫外線が目に入る量を多くしてしまうので注意が必要です。
 色が薄く、紫外線を多くカットするもので、偏光(運転時は特に)のサングラスがおすすめです。
 とはいえ、赤ちゃんにサングラスはできませんから、外にいる時間を加減してやらないといけないことになります。
 何しろ、横抱きの場合、赤ちゃんの顔や目は真上を向いているのですから。
 
 
 蛇足ですが、偏光のことも少し。
 光は電磁波ですが、その波は一定方向ではありません。
 色々な向きの波が一緒になっています。
 その波の中で、一定方向だけの光を通すものが偏光です。
 偏光してから、それに対し90度の方向を取り出そうとしても光がありません。
 これを直ニコルと言います。
 一度だけ偏光しても光は弱まるものの通りますが、それに対し直ニコルで偏光すると光が通らないのです。
 
 これは毎日見ていますね。
 液晶がそうです。

 パソコンのディスプレイは液晶がほとんどですし、テレビも液晶が多くなっています。
 これは、偏光版で液晶を挟み、液晶に通電することで光を通す(逆のものもあり、あるいは垂直方向のものもある)ことで、後ろにある色が見えるという仕組みなのですが、実は液晶が光の波の向きを変えているのです。
 液晶を上下や左右から見て色が違うのは、液晶の偏光方向(光の回転方向)によるものだったのでした。
 
 もちろん、携帯電話の液晶画面もそうですね。
 なので、偏光サングラスをしたままで携帯を見ると真っ暗だったりして焦ります。(実際壊れたかと思いました)
 サングラスを外すか、携帯を90度回転して見ましょう。
 
 
 夏の直射日光は通ってくる大気の層が薄いため紫外線も多いですが、冬でも雪の照り返しで強くなることがあります。
 また、曇っていても、明るい(つまり可視光線が通る)ということは紫外線もあるということですので注意が必要です。
 
 肌と目によく注意して、時間を区切って外出するようにしましょう。
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